美しいもののように

今日は、久しぶりに自分の時間を大切にして過ごすことができた一日だった。最近は仕事が忙しく、あまり趣味に時間を割けていなかったので、今日は少しリラックスしようと思っていた。

朝、ふと何か新しいことを始めたいという気持ちが湧き、以前から気になっていた水彩画を試してみることにした。文房具屋で水彩セットを購入し、家に帰ってすぐに始めてみた。初めてだったけれど、思いのほか楽しかった。色が紙の上で混ざり合い、予想もしなかったような形や色彩が生まれる瞬間がとても魅力的だった。

特に、自然をテーマにした絵を描くのが心地よかった。青い空、緑の木々、そして光が反射する水面。細かいディテールにこだわることなく、自由に手を動かしていくうちに、時間があっという間に過ぎていった。無心で絵に集中できる時間が、私にとってのリラックスのひとときになった。

何か新しい趣味を始めるのは、少し勇気がいることだと感じることもあるけれど、今日の体験を通じて、新しいことに挑戦する楽しさを改めて実感した。これからも、少しずつ自分のペースで水彩画を続けていけたらいいなと思う。

忙しい毎日の中でも、こうして自分だけの時間を大切にすることの重要性を、再確認した一日だった。  

10月の穏やかな午後、ふと部屋の窓を開けると、冷たい風がそっと頬に触れた。日差しはまだ暖かいけれど、確かに秋の匂いが漂っている。最近の忙しさと慌ただしさの中で、こうやって自分と向き合う時間が少なくなっていたことに気づいた。

仕事が始まってから、生活のリズムは安定してきたけれど、心の中はどこかモヤモヤしている。やらなければならないこと、やりたいこと、そしてできることの間で葛藤している自分がいる。新しいプロジェクトが次々と舞い込んでくる中で、自由な時間はほとんどない。それでも、何かに追われているような感覚に囚われてしまうのはなぜだろう。

今日は少しだけ、目の前の仕事を置いて自分の気持ちを整理することにした。心の中の思いを書き出してみると、意外と簡単なことが原因で気持ちが乱れていたのかもしれないと気づいた。完璧であろうとすること、全てをコントロールしようとすることが、自分を縛りつけていた。

これからは、もっと柔軟に物事を捉えて、自分に少し寛容になろうと思う。季節が変わるように、自分の気持ちも変わっていくものだと信じて、無理せず過ごしていこう。秋の風を感じながら、少しずつ自分を解放していけたらいいな。  

今日は久しぶりに何の予定もない一日だった。朝、ゆっくり起きて窓を開けると、秋のひんやりとした空気が部屋に流れ込んできた。空は澄み渡り、風に揺れる木々の葉が色づき始めているのが目に映った。コーヒーを淹れてソファに座り、読みかけの本を手に取った。静かな時間が流れ、少しずつ日差しが部屋を照らして心が安らぐ。こういう日がもっとあってもいいなと思いながら、ゆっくりと時間が過ぎていくのを楽しんだ。午後には少し散歩に出かけ、自然の美しさに心が癒された。